電脳ニッポン

久々にJazzの話題です。しばらく音を聞くことから離れていたのかもしれません。;_;

キャノンボールアダレイのレコードの名盤ですね。

「SOMETHING ELSE」です。Jazzファンにはおなじみのレコードで結構好きでもっている方も多いでしょう。

キャノンボールアダレイはアルトサックス奏者であり、巨匠ですね。残念ながら1975年に亡くなりましたが、日本にも多くのファンを作りましたね。

サムシン・エルス

このアルバムはできればアナログLPで欲しいですが今となってはなかなか手に入れにくいかもしれませんね。AmazonならCDの復刻版が簡単に購入できますし、アナログ版より音質も調整?されていいかもしれません。デジタルリマスターというやつですね。

ただ、雑音もまた音なりというかたにはものたりないのかもしれません。

このアルバムの特筆すべきは、さんかプレイヤーの豪華さですねぇ。

マイルス・デイビス(tp)、ハンク・ジョーンズ(p)あとはアート・ブレイキー(d)のドラムスですからねえ。当時、なまで聞いた人たちがうらやましいですね。

収録曲も、SOMETHING ELSEはともかく枯葉やダンシング・インザ・ダークという名曲ばかりなので、Jazzファンならずとも、知っている方も多いですから安心して聞くことができますね。

名演の一枚です。

続きを読む≫ 2005/10/30 22:24:30

寺井尚子さんと松永貴志さん(公式サイト)によりソニー・クラークによるジャズ不朽の名曲「[g]クール・ストラッティン[/g]」の公開録音が新生BLUE NOTEの20周年のひとつとして行われ、非常に珍しいですが、新しいメディア対応かも知れませんね、配信のみのリリースを行っているようです。

寺井さん演奏の様子:Listn.co.jp 配信

寺井さん演奏の様子Blue Noteといえば、一時期録音などの終了させた時期もありましたが、20年ほどまえに、[g]アートブレイキー[/g]らによって、『ワン・ナイト・ウィズ・ブルーノート』のライブ録音が行われ、新生Blue Noteの第2幕が始まったのでした。

その後、日本国内でも『[g]ブルーノート決定盤1500シリーズ[/g]』の大ヒットによってJazzレーベル不動の地位を再興したのは、Jazzファンの知るところですね。^^;

視聴とダウンロード購入のページ

Blue Noteレーベルによる、他のアーティストの録音の情報はここ

Listn Japan 検索サイト

あまなつでJazz

続きを読む≫ 2005/04/13 10:02:13

危険な関係のブルースとはなんとも日本ちっくというか、日本人好みの題名ですね。

Les Liasions Dangereuses

でもれっきとした、そのまんまのjazzの名曲です。ただ、フランスの映画の「[g]危険な関係[/g]」の映画音楽でもあります。

映画で知っている方も多いのかもしれませんね。フランスの女優だと、日本ではまず最初にはカトリーヌ・ドヌーブときそうですが、ご当地ではもしかしたらこの人の方が先にくるのではないでしょうか。黒衣の花嫁でも有名ですよね。

そう、[g]ジャンヌ・モロー[/g]の主演映画ですばらしい作品でした。

この映画音楽は、多くの有名なJazzミュージシャンもこの曲を取り上げて演奏しますので、オリジナルが誰か忘れがちにもなりやすいですね。オリジナルは、Duke Jordan(デュークジョーダン)ですね。アートブレイキーや、セロニアス・モンクの演奏の方が有名になっているかもしれませんのでね。

「No Problem」が代表曲ですね。映画のシーンを的確に表現していると思いますので、アルバムを通してスリリングで、危険な色気の漂う・・そんな恋に我を忘れるジャンヌの気持ちが表現されているのかもしれませんよ。

というわけで映画も紹介しておきましょう。

DVDで危険な関係

危険な関係

あまなつで、危険な関係のブルース

まとめで危険な関係

続きを読む≫ 2005/04/07 11:18:07

前の記事中で、TSと打つべきところをDSにしてしまい、思わずドラムスにしていました。

ジョー・ヘンダーソンは、テナーサックスですから大間違いな内容を半日近くもおいていて、あー恥ずかしい。:( しかもDSを見てドラムスに・・・

本人が見たらさぞかし怒ったかもしれませんね。-_-;

誤字とか変換ミスなら、笑われてしまうだけなんですが、これは早くに訂正しておかないといけませんね。

というわけで、読まれた方でなんだー?と思われた方、申し訳ありません。

ちなみに、ドラムスはトニーウイリアムス(Tony Williams)ですね。

参考になる英文記事(読むと知恵熱が出ましたが・^^;)をあげておきますね。

This DVD is a richly supplemented version of a videotape of the 1985 Town Hall concert celebrating the relaunch of the Blue Note record label. Sound quality has been vastly improved over the videotape version, some video editing adds welcome visual variations, and four previously unreleased selections enrich the experience.

Of the four selections missing from the original video the most rousing is very hot version of Jackie McLean's “Appointment in Ghana,” much improved over the original Blue Note recording of 40 odd years ago because of the interplay between trumpeter Woody Shaw, soloing with feverish intensity, and alto saxophonist McLean's. Joe Henderson revisit of his “Recorda Me” is good listening, but not as sharply articulated as the one on his original Blue Note incarnation. And saxman Stanley Turrentine bravely tries to imaginatively blow in spite of being backed by a Jimmy Smith and Kenny Burrell who seemed locked into riffing as if they inhabited an eternal 1959.

“Herbie Hancock and Tony Williams were playing in lovely simpatico in 1985... Freddie Hubbard sounds amazingly on-point throughout.”

Feelings about the value of this DVD hinge on what you think of the “second wave” of Blue Note. This concert film has some peaks and a few valleys, and that summarizes my sense of the label after 1985. It does no good to wax nostalgic about the “good old days” of the prime Blue Notes years, though having Grover Washington Jr. do “Summertime” as a stand-in for Sidney Bechet (whose Blue Note version of the Gershwin tune rightfully assumed its play in jazz history decades ago) made me pine for “the good old days.” Imagine a tribute to Charlie Parker's recording of “Yardbird Suite” with a concert appearance of Curtis Steigers handling sax duties? Pop vulgarity has its place, but not here. Equally deplorable is guitarist Stanley Jordan whose display of dazzling chops on the guitar's fretboard would be fun if only he came in touch with one original musical idea.

On the bright side, Herbie Hancock and Tony Williams were playing in lovely simpatico in 1985, and they mesh like old lovers still freshly interacting after all these years. McCoy Tyner does a lush yet tasteful solo rendition on a resonant Steinway of “Sweet and Lovely,” and Freddie Hubbard sounds amazingly on-point throughout.

The highpoint of the concert? The closing act, the most experimental artist Blue Note ever signed, and the one who remained unsigned after the label's 1985 relaunch, pianist Cecil Taylor. I would relish this DVD if only for Taylor's endlessly inventive ramble, “Pontos Cantados,” full of ecstasy, and rage, and what the Blue Note label after '85 generally avoided. I wonder who decided to edit and sequence the concert so that Taylor followed organist Jimmy Smith who was swimming in every ersatz-soul clich of his career that night? Anyway, just imagine if the relaunched label had signed Cecil Taylor? So much for dreams. Meantime, this “historic” concert footage has enough satisfying moments to make it a worthy purchase.

Approximate running time: 110 minutes.

私は英語が苦手なので、マニュアル的技術屋読みしかできませんが、英語の得意な方は、いい解釈ができるのかもしれませんね。うらやましい。^^;

続きを読む≫ 2005/03/24 11:12:24

久々のJazz関連の更新です。[g]ホリエモン[/g]騒動などの記事アップなどですっかり忘れていました。^^;

Jazzマン別ではなく、レーベル別の話題です。

DVD

ワン・ナイト・ウィズ・ブルーノート

CD

One Night With Blue Note / Various

1985年の2月にNYのTownHallにて開催された、BlueNote復活コンサートの再構成版ですね。メンバーがすごいです。しかも映像記録が残っているのでDVD版をお勧めしますね。(CDだけだど物足りないので、自分でも購入希望です。笑)

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映像記録ですので、TVの番組構成のように曲間にナレーションが入るようですが、好き嫌いはあるかもしれませんが、CDには含まれない曲もあるようですので興味のある方は買いだとおもいますね。

主な曲目リスト

1.Cantaloupe Island

2.Recorda Me (Remember Me)

3.Little B's Poem

4.Bouquet

5.Jumpin' Jack

6.Summertime

7.Moanin'

8.Sweet and Lovely

9.Appointment in Ghana

10.Tone Poem

11.Blues Walk

12.Jumpin' Blues

13.Scratch My Back

14.Pontos Cantados

演奏ですが・・・

フレディ・ハバード(TP:トランペット)

ジョー・ヘンダーソン,(TS:テナーサックス)

ハービー・ハンコック, (P:ピアノ)

トニーウイリアムス(DS:ドラムス)

ロン・カーター (B:ベース)

というなんともまあ、今なら絶対ありえないメンバーが競演しているある意味レアなものですね。とくに、ハービーハンコックのリズミカルなピアノと、ロンカーターの踊るベースですか。これは映像で見るのもいいでしょうねぇ。

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続きを読む≫ 2005/03/23 21:27:23

HIROSHIMAと聞くとJazzを思い浮かべることはないんですが、このHIROSHIMAはれっきとしたJazz(フュージョン)バンドです。初めて聞いた人は、これは「和」の[g]テイスト[/g]の高さにきっと驚くでしょう。

Another Place

曲目リスト 試聴できます♪

1.One Wish [Instrumental]

2.Save Yourself for Me

3.Another Place [Instrumental]

4.I Do Remember [Instrumental]

5.Game

6.Undercover

7.Stay Away

8.What's It to Ya?

9.Touch and Go

さらにお勧め(是非こちらも聞いてください:試聴)

Hiroshima

最近では日本のみならずアジアンテイストのグループとして女子12楽坊や、残念ながら亡くなられましたが姫神(現在、ご子息により新星姫神として生まれ変わりましたね)などの音楽に通ずるところがあります。もしかしたら和が世界に通用することを最初にはっきりとした形にしてくれたバンドかもしれませんね。

おそらく聞いた方の誰もが、和琴のクリアな音色がこれほどの物なのかと再発見するでしょう。バンドの中心である琴を弾く女性は、琴の名取でもあるそうなんです。ですから本物ですね。メンバーは日系2世・3世で、和太鼓など日本の楽器がふんだんに使われているにもかかわらず、見事なJazzフュージョンに仕上がっています。是非この初期のアルバムから聞かれることをお勧めします。

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続きを読む≫ 2005/03/02 21:58:02

天才ドラマー、60年代にマイルスディビスによって送りだされたトニーウイリアムスが、過去に自分の曲をリミックスしてだした名盤ですね。

何がすごいかっていうのは、とにかく迫力のドラミングでしょう。以前に紹介した、ソニーロリンズの、Don't ASKにも参加していますね。

Lifetime: The Collection

リアルオーディオをインストールされているかたは、Amazonで試聴できますので、是非お聞いてみてください。ドラミングの部分があればいいのですが。

この年代のものは、オーソドックスなJazzだけじゃなく、ジャズロックや様々なジャンルの音楽と融合することを目指していたかもしれませんね。

いずれにしても、一度はこのドラミングを聞く価値はありますよ。

続きを読む≫ 2005/03/01 19:06:01

ネイティブサンは日本のスーパーJazzバンドですね。でしたねが正しいでしょうか。

というのは既に解散してしまっているからですね。昨年には一夜限りのコンサートをひらき、オールドファンを大いに喜ばせましたが。

[g]渡辺貞夫[/g]さんなどよりもー世代後でしょうかね。かといって、カシオペアよりは前というなんとも微妙な時代です。ただ私が学生のころに学内コンサートに快く出演してくださったのを楽しみに、音楽ホールに見に行ったのを思い出します。

PAの上に大きな金製の平皿をおいてその中に日本酒をいれてあったのか、いきなりPAから低音が発せられた瞬間、振動で日本酒が気化するので、会場の中はいっぺんに盛り上がったのをいまでも忘れられません。

それにしてもあの時代で、よく学校側は許したもんだと思います。まあ、酒盛りをするわけではないので、粋な計らいというやつでしょうかね。:P

アルバム:ネイティブサンは有名曲でかなりあの時代のCMなどに登場しましたから、ご存知の方も多いかもしれませんね。

そうそう、フュージョンというジャンルが出来た頃でしょうか。

本田竹広(P)峰厚介(As、Ss)、川端民生(B)、村上寛(Ds)、大出元信(G)

あの当時のベストメンバーでしょう。川端民生さんは亡くなっていますし、いまでも伝説のベーシストとして評価されていますね。

川端のいないネイティブサンは・・と言われます。 あと峰さんのサキソフォンもすばらしい。鳴くようなソプラノサックスからアルトまで演奏の妙を実感できます。

ネイティブ・サン サバンナ・ホットライン

名演を集めた作品もありますよ。高中正義さんなどジャンルを超えてすばらしい音の集大成です。もちろんネイティブサンも入っています。

cafe Paradise~DAYLIGHT SELECTION~
続きを読む≫ 2005/02/22 18:06:22

カシオペアは日本のフュージョングループ?(バンドと言うのも???)ですし、モントルーJazzフェスティバルにも出演している数少ない世界に通用するグループですね。DVDを紹介しておきましょう。

LIVE HISTORY PART1

初めて聞いたのは学生時代でしたから彼らも結構年配の域でしょうか。笑 キーボードの向谷実さんは、大の鉄道ファンでPS2のゲームソフトの開発・監修を勤めるなど意外なところでも活躍されていますので、ご存知の方も多いでしょう。

アルバムの製作頻度は下がっているものの、一人一人はいろいろなところで活躍されていますよね。

一番の有名曲は、ASAYAKE(朝焼け)ですね。^^; Jazzやフュージョンを普段聞かないかたでもご存知の方は多いでしょう。結構いろいろなところで使われますし、当時高校生などのバンドでは最初にコピーする曲で、学校祭などでもよく演奏されていたと言う話が多いです。

ですから、ある年齢層の方々で特に女性の方には今でもたくさんのファンがいますよね。

最初の頃は、同時期に出ていたスクエア(後にF1のテーマソングでさらに有名になった)とライバルのように言われていました、ライブでセッションなどもありましたね。

その後、フュージョングループからJazzクリエーターに本場米国のJazzメンとの交流から変革機に入るわけですが、この頃が一番フュージョンからJazzへという時期だったような気がします。(この時期に女性ファンが少々減ったかも・・笑)

それから、またカシオペアの本来の自由奔放な色が加わって完成に向かっているのでしょう。

今の若い方などは知らないと言う方も多くなっているでしょうし、是非ライブ映像をごらんになってみると、いわゆるバンドと違う彼らのすごさがわかりますよ。(見かけは皆さんひょうきんな感じの方が多いですけど、演奏が始まるとすごい!)

一度、ドラムのポン太さんとの競演を聞いたこともありますが、圧倒された覚えがありますね。

LIVE HISTORY PART2

Amazlet調べ

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続きを読む≫ 2005/02/13 08:02:13

メゾフォルテ(Mezzoforte) の Rising を紹介します。Shakatakの後に持ってくればよかったんですが・・^^;

Rising

曲目リスト

1.Check It In 試聴:RealPlayer

2.Take Off 試聴:RealPlayer

3.Happy Hour 試聴:RealPlayer

4.Waves 試聴:RealPlayer

5.Blizzard 試聴:RealPleyer

6.Solid

7.Northern Comfort

8.Fiona

9.Rising

10.Check It Out

ShakatakはブリティシュJazzの新星でしたが、メゾフォルテはアイスランドの新星でした。ってまだ現役ですけどね。

彼らの曲は誰にも親しみやすいどちらかと言えばポップスに近いものですが、一人一人はかなりのトラッドJazz演奏家なんだそうです。日本でも人気のある間にコンサートにはついにいけずじまいでしたが、ライブならトラッドな演奏もしたんだろうなぁ・・^^;

現在では、彼らのアルバムをショップから入手するのは結構難しいかもしれませんね。古いCDなども在庫してくれる店がそれだけ減っているからです。タワーレコードが人気の出てきた頃は洋版が安かったし、知らないミュージシャンのものまでかなり入ってきていたので、英語のノーツを覚悟して、新しい発見を求めて毎週のように足を運んでなんとか試聴させてもらったりもしましたね。でも試聴のシステムが今ほどなかったので、店の人と仲良くなるほかありませんでした。

無理なときは、感性で購入するんですね。失敗も多いですが、いいアルバムに出会ったときは喜びが大きいので、大事に抱えて急ぎ足で帰宅したものです。笑

今ではランキング重視で、購入する方もランキングのCDを購入する方が多いでしょうから、自分しか(厳密には違いますけど)知らないアーティストを発見して友人に知らなかったといわせる楽しみや、国内でも人気が出て行く一部始終を見る楽しみも無いでしょうね。

人気が出てから購入するのでは・・最近はインディーズレーベルまでランキングされる時代ですしねえ。ざーんねん。

上のアルバムはアマゾンの試聴もサービスされているようなので、30秒ほどですが聞いてみてください。

メゾフォルテは新譜を除けば入手が難しそうなので(私もアナログ盤2枚しかないですが)網何枚か紹介しておきますね。いずれも名盤です。

Surprise Surprise No Limits

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続きを読む≫ 2005/02/12 02:33:12

太陽の女神という曲はJazzというよりは、Funky Jazz とでも言ったほうがいいのかもしれませんが、このアルバムの題名の通り「太陽の女神」は間違いなくJazzというジャンルを超えて名曲になっています。

おそらく、題名を知らずに聞いたことがあるひとがほとんどじゃないでしょうか。それほど、CMや、TV番組の挿入サウンドとして今でも使われているからです。

太陽の女神

このアルバムフォトは一度見ると忘れられなくなりますね。アナログレコードLPでは1辺30cm

の正方形に写真ですから、迫力がありましたよ。この写真が気に入ってJazzファンじゃなくても当時購入した友人がいました。ほかにもたくさんいたでしょうね。

曲目リスト

1.太陽の女神

2.リヴィング・フォー・ザ・シティ

3.ラヴ・ソング

4.ジャングル・ストラット

5.ホット・ドーギット

6.タンブーラ

7.双子座の出現

このアルバムには、2曲ほど[g]アースウインド&ファイアー[/g](EW&F)がバックコーラスとして参加しています。アルバムタイトルにもなっている「太陽の女神」はむしろ[g]ラムゼイルイス[/g](p)よりもアースウインド&ファイアーで有名になったと思うほどの、見事なヴォーカルなんですね。

このアルバムで目玉の作品は、EW&F参加の2曲なんですが、エー2曲〜と思われる方もいるかもしれませんが、この2曲のためだけに持ってる価値のあるレコードでもあるんですよ。要するに「太陽の女神」はそれほどGood!サウンドなわけです。^_^;

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続きを読む≫ 2005/02/10 10:29:10

お待たせ(笑)かどうか解りませんけど、マッコイタイナーを紹介しましょう。ピアノの鉄人と私は感じています。Jazzピアニストの中では真っ先に名前が挙がるひとりですね。

マッコイ・タイナー・プレイズ・ジョン・コルトレーン〜ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード

曲目リスト

1.ナイーマ

2.モーメンツ・ノーティス

3.クレッセント

4.アフター・ザ・レイン

5.アフロ・ブルー

6.アイ・ウォント・トゥ・トーク・アバウト・ユー

7.ミスター・デイ

このアルバムはマッコイが最も敬愛かつ尊敬していた、サックス奏者であるジョンコルトレーンへの[g]ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード[/g]での[g]トリビュート作品[/g]ですね。

(トリビュート作品とは、その対照のイメージする音を再現するように作られた作品のことですか。)

マッコイタイナーは何と言ってもその特徴がピアノの演奏技法でしょう。技法そのものがマッコイの音にもなっていますね。一度聞いたら忘れられなくて。ファンになったら、他のピアノ走者の音に物足りなくなるかも知れませんよ。

この作品は聞きやすいので、Jazzファンならずとも聞いてはいかがでしょう?という作品ですよ。

調べたらなかなかなHPを見つけました。

もう一枚お勧めを・・

バラード

このアルバムは、ジョンコルトレーンのアルバムですが、マッコイがピアノで参加していて、名演奏を聞かせてくれます。詳細はまた次回にでも。

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続きを読む≫ 2005/02/09 14:25:09

Left Alone と聞けばjazzファンなら、マルウォルドロンかジャッキーマクリーンを直ぐに思い出すでしょうね? それほどこれはこの2人にとっての名盤中の1枚になるわけです。ふつう、フューチャーされたミュージシャンは出てこないんでしょうが、このアルバムの場合ジャッキーマクリーンでも有名なわけですねレフト・アローン

曲目リスト

1.レフトアローン

2.キャット・ウォーク

3.恋の味をご存知ないのね

4.マイナー・パルセーション

5.エアジン

6.ビリー・ホリデイを偲んで

ヴォーカル史上最高女性歌手だったビリー・ホリディピアノ伴奏者でもあったマル・ウオルドロンが、ホリディが亡くなったときに、生前をしのんで出した追悼アルバムなんですが、思いもこもっており名演奏なんです。

そして、ジャッキーマクレーンの、乾いた音がかえってホリディの死にたいして切々とした感情を表しているのがジャンルを超えて多くの人の心を打ったやはり名演奏なんです。Left Alone を聞くだけでも価値ありですよ。


Left Aloneはビリー・ホリディの作詞なんですが、不思議なことに歌としてはのこっていません。多分、彼女の死後にマルによって曲が付けられたものなんですね。


Jazzファンでなくても、最初の曲すなわちLeft Aloneを聞いたら、ジャッキーの泣き節中の名演奏のフレーズは忘れられなくなるでしょうね。日本人にはとても受け入れられたジャッキーマクリーンの泣き節ですね。LeftAloneが日本でも有名な由縁かもしれません。

30年以上経ってなお多くの人の心を動かすのってすごいですね。。[g]マルウォルドロン[/g] Amazlet

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続きを読む≫ 2005/02/08 16:42:08

Jazzのカテゴリに入れるかどうかちょっとだけ迷いましたが、当時Jazzしか聞いていなかったときに、衝撃のサウンドが出現したのでした。今では、クールフュージョンに分類されていると思いますけど・・自分の中ではやっぱりJazzに入れたい一枚ですし、ShakatakもJazzも知らない方には自分の一枚にされても損の無いものでしょう。

ナイト・バーズ

曲目リスト

1.ナイトバーズ

2.ストリートウォーキン

3.リオ・ナイツ

4.フライ・ザ・ウインド

5.イージアー・セッド・ザン・ダーン

6.ビッチ・トゥ・ザ・ボーイズ

7.ライト・オン・マイ・ライフ

8.テイキン・オフ

なぜかこのアルバム(アナログレコード)を見ると、イギリス原版?(意味が違うかな)なんですよね。で、少し思い出すのに時間がかかりましたが・・

当時これを最初に聞いたのは、[g]FEN[/g]でしたか・・ようするに米軍放送なんですね。そう、あの[g]ウルフマン・ジャック[/g]で一斉風靡した米軍ラジオ放送です。その当時は千歳というか、札幌でも受信できたんですよ。いまもあるのかな?ないか。。笑

FENで聞いてこれは流行ってるかもと思い、札幌中のレコードショップをくまなく歩いたのでした。でもね、無かったんです。なぜかというと、日本ではまだ全然ブレークする前だったかれです。ちょうと1年前ですね。ですから日本版レコード(東芝EMIだったような・・)があるわけもなく、結局当時札幌一号店が出来たばかりの、[g]タワーレコード[/g](当時はアングラ・で安価だし、輸入版は薄いとか悪口を言われてましたね。

札幌でといえばいまや最初に名前が挙がるのも可笑しいというか時代の流れというか・・)

なぜか、イギリス直輸入版だけがあったのでした。でも、レコードが当時2400〜2500円でしたが、これは3800円位していたので財布の中が寂しくなったのを覚えています。(--)

(でも音はいいですね。今聞いてもデジタルリマスタ版に負けません。傷は多少あるもののの)

それから、日本版のレコードがでてこのNight-Birdsが大ブレークしたのでした。 また当時は覚えている方も多いとおもいますが、カフェバーも流行って全国にたくさん出来ましたよね。そのスタイルは、都会派のクールなイメージでしたから、シャカタクのサウンドとマッチしたのもあったかなと覚えています。(ハワイやタヒチのようなイメージのカフェバーもあったなあ・・海中でもイルカのイメージLDがよく売れていた・・笑)

これは誰でも聞きやすくていいと思いますのでシャカタクのグレイテストヒッツも紹介しちゃいましょう。

シャカタク・グレイテスト・ヒッツ

曲目リスト

1.ナイト・バーズ

2.イージアー・セッド・ザン・ダーン

3.ロンリー・アフタヌーン

4.ストレンジャー

5.ルーズ・マイセルフ

6.ストリートウォーキン

7.インヴィテーション

8.ダーク・イズ・ザ・ナイト

9.愛はサンバにのせて(インストゥルメンタル)

10.サマー・スカイ

11.愛のナイト・パラダイス

12.ダウン・オン・ザ・ストリート

インヴィテーションも有名曲ですよ。

Shakatakは、私の中ではフュージョンというよりは、ブリティッシュクールかブリティッシュJazzに入れたいですね。それくらい、メンバーの一人一人がクールJazzを感じさせるものが歩きがしてます。名前は忘れましたがメンバーであるベーシストは、日本公演で[g]マーカスミラー[/g](好きな方多いでしょう?)と並ぶチョッパー技(当時そういう評がたしかにあった^^;)を会場中を歩きながら見せてくれたのを覚えています。

シャカタクは20年経った今聞いても全然古くなんかありませんね。まあ、Jazzのいいところでしょうか。小室サウンドも一段落した今、若い人にもお勧めな一枚ですよ。イメージやノリだけじゃない、一流の技が強調しあって作る音楽のすばらしさが解ってもらえるでしょう。ちょうど日本ではその頃、カシオペアや、最初のスクエア、ポップスでは、サザンが出た頃だったというか同時期だったような・・・ずれてるかな。:D

PS:日本公演があるようですね。ちゃんと活動してくれていたんですね♪

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続きを読む≫ 2005/02/06 23:58:06

ジョージ・ベンソンと言えば、ジャズファンならずとも好きな人がおおいんじゃないでしょうか。そうです、70年代にフュージョンという波を起こすきっかけとなった人ですね。[g]リー・リトナー[/g]とか[g]ラリー・カールトン[/g]、[g]ラリー・コリエル[/g]といったギタリストが続いていきました。

日本では、[g]渡邊香津美[/g]、[g]CHAR[/g]がジャンルを超えたテクニシャンギタリストとして出てきた頃じゃなかったでしょうか。もちろんそれ以前に、寺内さんとか巨匠はいましたけど。^_^;(最近では、スゴイ!と言うギタリストよりも、ビジュアル面が前面でザンネン)

Breezin (Dlx)

曲目リスト

1.ブリージン

2.マスカレード

3.シックス・トゥ・フォー

4.私の主張

5.これが愛なの?

6.愛するレディ

7.ダウン・ヒア・オン・ザ・グラウンド

8.シャーク・バイト

9.マスカレード (シングル・エディット)

どれもすばらしい、歌うようなギターテクニックと(本当に本人が歌うので人気も出たんですけどね)、当時人気のあった曲がいくつもフューチャーされていて、初めて聞く人もなんの違和感もなくベンソンワールドに浸れるでしょう。

彼女・彼氏とワインでも傾けていかがでしょうか?

これ以前はクロスオーバーといって、一部のJazzマンと周辺のファンがジャンルの番うミュージシャンと音楽つくりをしていたので、あまりぱっとしない感じでしたが、ベンソンのこのアルバムを境に、フュージョンというジャンルとしてJazzファンにも認識されたのでした。いまでこそ、フュージョンとは使わないですけどね。笑

上の紹介アルバムは、私の持っているアナログとは違って、CDであってもデジタルリマスタを施してカットしなおしたものらしいです。

でも、アナログに針をのせて、真空管アンプの音で聞くと最高なんですけど。オシロスコープでは絶対に測れない音の感情があるんですよ。^^;

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続きを読む≫ 2005/02/04 09:40:04

Stan Getz と言えば、CoolJazzでは最も有名なサキソフォンプレイヤーの1人です。

スタン・ゲッツ・プレイズ+1

曲目リスト

1.星影のステラ

2.タイム・オン・マイ・ハンズ

3.ティズ・オータム

4.今宵の君は

5.恋人よ我に帰れ

6.身も心も

7.アラバマに星落ちて

8.私に頼むわ

9.サンクス・フォー・ザ・メモリー

10.ヒム・オブ・ジ・オリエント

11.ジーズ・フーリッシュ・シングズ

12.ハウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャン

この頃か、この後であったかは記憶が定かでなくなっていますが、スタンゲッツは麻薬でしばらくJazz界から姿が見えなくなった時期があったような記憶があります。

この「スタン・ゲッツ・プレイズ+1」LPジャケットは有名でした。子供にキスされているゲッツの視線の先には手にしている煙草があるわけです。この頃すでに麻薬に苦しみを感じていたのではないのだろうか。・・というようなうわさでしたが。

ただ、この時期のゲッツの表情はあまり笑顔の記憶(ジャケットなどでも)がありません。皆さんは、実際に聞いて見たとして、このジャケットをどう見るでしょうか。

演奏は円熟のすばらしいものです。Jazzには、バップ、ビバップ、etcといったジャンルがあるんですが(デキシー〜スイングもそう。笑)、Cool(クール)Jazzというのは都会派の涼しげ・悲しげなアコースティックな楽器の音色が特徴なような感じを私は勝手に受けています。笑 

Jazzをはじめて聞くには、意外に入りやすいのかもしれません。 ゲッツのこの演奏を聴いて、すっかりファンになる方もいるやもしれませんね。私もテープでしか持っていないので、いつかレコード店を回って、洋版のLPを手に入れたいですね。

このアルバムはゲッツのいつものクールよりは、少しだけ暖かい?感じの受ける一枚で、初めてクールを聞かれる方にはお勧め!

・・・そうして札幌の音蔵製の真空管アンプ(欲しいなあ・・)の暖かい音色で、クールなジャズを。:P

[g]北に技あり[/g]

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あまなつでゲッツv(^p^)

続きを読む≫ 2005/02/03 11:25:03

Sonny Rollins のDon't Ask.の紹介です。

Related Don't Ask

Sonny Rollins をAmazlet検索する。

1996/11/05 年 録音の比較的新しい時代のロリンズです。この頃のロリンズはソロの即興(インプロビゼーションですか)に前人未到のパフォーマンスに到達する少し前の頃で、若いミュージシャンや、エレクトリックな音、中国楽器のタイチーなどの演奏というように、自己表現の壁を次の次元へ高めようとした節目となる一枚です。

参加ミュージシャンは当時まだ無名の人が多かったですが、現在では巨人となっているラリーコリエル(Aギター)とのデュオなど今では名演になっている演奏も含まれているアルバム(紹介のものはCDですが)ですね。

どの曲も今の時代では当たり前のような感覚で聞けるとおもいますが、当時はJazz界にあっては、なぜロリンズがというような声も多かったはずですね。

どれを聞いても、Jazzファンでなくても聞きやすくて演奏も楽しめますよ。

圧巻なのは、ロリンズのソロが数年後には、そうかこんな風に到達するのかというような兆しのある、爆発を秘めた力強いソロを聞けるはずです。

今の時代、ドラマや映画にJazzというよりはサックスの演奏挿入がよくありますけよね。感覚的にはそのような感じで聞ける演奏でも、でもやっぱりロリンズは違うわということが良くわかるはずですよ。

バラードなんかも含まれているので、空間音楽としても空気のように流していてもいい音です。メロディアスな一枚。

曲目の一覧

1.Harlem Boys

2.File

3.Disco Monk 試聴する?- Monkとは、そうセロニアス・モンクのことです♪

4.My Ideal

5.Don't Ask 試聴する? Real Pleyer が必要です。

6.Tai-Chi

7.And Then My Love I Found You

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続きを読む≫ 2005/02/02 10:11:02

アランフェス協奏曲といえば、盲目の作曲家でかつギタリストのホアキン・ロドリーゴが、スペイン中部にあるアランフェスの歴史をしのんで39年に作曲したもの。『ギターとオーケストラのための協奏曲』の第2楽章ですね。(Amazonより。^^;)

世界中のクリエイターがジャンルに関係なく取り組む、作品そのものが名作なんですね。

で、今日のお勧めは ジムホール(ギター)の「アランフェス協奏曲」です。ジャケットからして涼しさというかクールさが現れていますよね。4曲目がアランフェスなんですが、LP盤では半面全部を使うほどの大作に仕上がっています。

Jazzはちょっとねえ、と言う方にも損はさせないどころか、演奏に加わったJazzクリエイターに興味をもってさらに色々聞いて見たくなるでしょう。

できればLPを手に入るといいですね。(私は持っています。永久保存版 ^^;)

アランフェス協奏曲

このアルバムは、Jazz版「アランフェス協奏曲」が数ある中での一番の名演奏でしょう。(多くのJazzファンの声ですよ) しかもオーケストラは一切使っておらず、カルテット(曲によりクインテット)だけで、クラシックファンのココロも揺らした名演なんです。

アランフェス協奏曲の曲目リスト

1.ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ

2.トゥーズ・ブルース

3.アンサー・イズ・イエス

4.アランフェス協奏曲

チェット・ベイカー(トランペット) 「いつか王子様が」以上の名演奏でクールです。

ポール・デスモンド(アルト・サックス)クールでささやきソロは是非堪能してください

スティーブ・ガッド(ドラムス)ドラムスの高音?がすばらしいです。聞くとわかりますよ。

ロン・カーター(ベース)の重厚で粘りのあるリズム、

ジム・ホール(ギター)の抑えて静かですが、情熱のギターです

ドン・セベスキーのアレンジで、最高の作品にしあがってます。

Jazzファンでないあなたに聞いてほしい一枚ですね。部屋をちょっと薄暗くして、ブランデーでも飲みながら(ワインかな)、彼氏・彼女と奥様・だんな様とゆったり聞くのにも、最高ではないでしょうか。

きっとJazzファンになって、自分たちのお気に入りの一枚を探す楽しみに目覚めますよ。

今宵クールなJazzをあなたに・・・というところでしょうか。

[g]ジム・ホール[/g]

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続きを読む≫ 2005/02/01 12:41:01

SONNY ROLLINSのSaxophone Colossus

自分の給料で買えるようになって、一番最初に買ったアナログレコードですが、私の好きなソニーロリンズの名盤中の名盤です。Jazzに興味の無い方も案外1曲目はきいたことがあるかもしれませんね。

Saxophone Colossus Saxophone Colossus

Saxophone Colossusの曲目リスト

1.St. Thomas

2.You Don't Know What Love Is

3.Strode Rode

4.Moritat

5.Blue 7

1956年6月22日の録音ですから、ステレオではなかったはずです(最近はアナログ盤を聞くのが難しいので、ぱっと確認できませんが)ですから、擬似ステレオのリメークのCDはオリジナルに忠実ではないかもしれませんね。

まだ若かったロリンズ(と言っても私よりはるかに上ですけど。笑)が、自信にあふれた豪放なバリバリという感じの音と、感覚に優れた美しいアドリブの最高作品でしょう。あらゆるテナーサックス奏者が当時のロリンズを目標にしていたことは確かです。まず、Jazzファンならこのレコードを聴けばそれが明らかに、判然とするでしょう。

ピアノは、トミーフラナガンのデリケートタッチ、ドラムはなんとマックスローチの若い旋律を感じさせるソロ・ドラミングです。ベースはダグワトキンスで、どの角度からみても、貴重な名盤です。

Jazzの批評家ならずとも、一押しのLPです。

現在、LP盤は手に入るんでしょうかねぇ。 オークションならありえますね。それとも渋谷の名盤店を歩き回るか・・・

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続きを読む≫ 2005/01/31 13:42:31